>>2009年6月6日 読売新聞より引用
博士号取得後に定職に就けない「ポストドクター(ポスドク)」が増加している問題で、文部科学省は5日、全国86の国立大学法人に対し、大学院博士課程の入学定員の見直しを求める文科相名の通知を出した。
各国立大は現在、2010年度から6年間の大学運営に関する中期目標を策定中。通知では、社会での博士課程修了者の需要などを考慮して削減を検討し、中期目標に盛り込むよう求めた。
同省によると、博士課程の定員は09年度で約1万4000人。ポスドクは年々増えているとされ、昨年10月現在、定職に就けない博士号取得者は約1万6000人に上っていた。
(2009年6月6日 読売新聞)
博士課程の定員が削減されることが決まったようです。
あれ?と思った方いませんか?
大学院重点化政策の元、大量の博士を世に送り出したというのに、アカポス問題が表面化した途端、
今度は博士課程の定員を削除するというのです。
文部科学省の計画性のなさには辟易しますね。
大学院生の急激な増加によって、「高学歴ワーキングプア」・「学歴ロンダリング」という大変興味深い現象を
世にもたらしました。
そういえば、そのようなタイトルの本が光文社から出ていますね。
博士課程定員の削減によって、また新たな問題が表面化しそうです。
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