2019年1月31日木曜日

早稲田大学と東京医科大学の統合を想像してみる

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早稲田大学医学部の誕生も?~東京医大事件の今後のシナリオを検証してみた(石渡嶺司) - Y!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20180815-00093152/

早稲田大が「医学部」創設? 東京医科大との合併構想も│NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20190129_856876.html #postseven
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石渡嶺司さんの記事が興味深かったので、早稲田大学医学部設立に向けての私なりの思いを述べたいと思います。

早稲田大学といえば、私立大学の雄として有名ですが、ライバル校である慶應義塾大学との差はここ10年でだいぶ大きくなってしまったな印象があります。(事実、同系統のダブル合格では慶應にいくケースが多いというのは受験界では有名ですよね)

こうなってしまった理由はいろいろあると思いますが、一つは慶應が過去に薬学部の統合(共立薬科大学)に成功し、医薬理工を有する理系大学としての地位を盤石にしたことが大きいと考えています。

また、慶應のSFC設立(やや失敗という評価であるが)においても、時代のニーズをうまくとらえた施策を実行し、慶應が成功したというよりは、早稲田がいまいちな状況に陥ることで、相対的に地位が向上していったようなイメージを受けます。(さすが世渡り上手な大学ですよね~)補足SFC(環境情報科学部)に関しては、昨今のAIブーム(実際今年度入試において、情報科学系の学部は非常に人気)であり、再ブームの予感すら感じます。

早稲田大学も負けじと、理工学部の再編や、国際教養学部新設等を実施し大学ブランドイメージ向上において一定の成果をあげたと思いますが、「総合大学」との格・ブランド、特に世界に伍する大学という意味においては、医学部がないというのは痛恨の極みであり、OB関係者にとって切実な願いなのではないでしょうか。

早稲田大学に関しては、医学部こそありませんが、理工系を中心に非常に高い評価を得ている大学であり、これを示唆するデータとして今年度の科学補助金ランキングからも読み解くことができます。医学部がないにも関わらず、総合大学の千葉大学や広島大学より研究費を国から評価され提供を受けています。



逆に考えると、もし早稲田に”医学部”があったら?ざっと、研究費は10億円以上は上乗せされると仮定すると、ライバル校の慶應よりも上回ることとなり、私の母校の筑波大学に匹敵するほどの研究費の提供を受ける大型研究大学になりうるポテンシャルを有していると言えます。

さて、肝心の東京医科大学との統合ですが、まあ医科大学の新設や統合話は、政治的なしがらみ(医学界隈のネットワーク)があったりと現実的には非常に難しいとは思いますが、私個人としてはもし実現するのであれば夢のある話であると感じています。

なによりも、東京医科大学は、大学病院が西新宿、教養課程が新宿6丁目(新宿二丁目の近く)にあり、早稲田大学と同様に新宿区に立地しています。

同じ区だからなんだと言われればそれまでですが、大学の統合という観点からするとキャンパスがお互いに近くにあるというのは単に移動距離の利便性だけでなく、大学組織間にある、”志”を醸成するという意味において大きな要因であると私は考えます。

ちょっとマニアックな話ですが、個人的に早稲田大学はすごい好きな大学でして、その理由の一つが早稲田大学教育学部に生物学専修があるからなんです。規模こそ小さいですが、早稲田大学の本キャン(西早稲田キャンパス)で白衣を着ながら、生物学(ゲノム?とかあるんでしょうか)の研究ができるなんてちょっと意外ですよね。

もし早稲田大学に医学部ができれば、理学系アプローチによる生物学の講座も拡充されることになり、早稲田大学がもっと面白い大学になるのではないかと妄想しています。





2019年1月29日火曜日

平成30年度 科学研究費補助金ランキング 研究機関別TOP20

今年度の科学研究費補助金の資料が公開されておりましのたで、独自に平成30年度 科学研究費補助金ランキング 研究機関別TOP20を作成しました。(タイムリーな更新ではなくすいません(汗)


平成30年度 平成30年度科学研究費助成事業の配分について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1410868.htm

結果は上手の通りです。毎年順位に大きな変化はないのですが、ざっくりと特徴を見ていきましょう。
例年の傾向ですが、東京大学、京都大学の順は不変のようです。東大と京大でこれほどまでに差がつくのは大学の規模もさることながら、政治的なものを感じますね。

それ以降の順位は、大阪大学・東北大学が続き、地方旧帝大(九州大学、北海道大学)が続き、東京工業大学、筑波大学と続きます。

母校贔屓であれなのですが、東京工業大学と筑波大学の差がだいぶ縮んだような気がします。

私立大学を見ると、慶應義塾大学がトップであり、次に早稲田大学がきています。早稲田大学に関しては、医学部がないにも関わらず、総合大学である広島大学を上回っており、いかに優秀な研究者(研究内容)を抱えているかが伺えます。(これも政治力かな?)


2019年1月24日木曜日

国立大学の統合を妄想してみる

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東大に対抗する「第二東京大学」誕生? 国立大再編の動き (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
https://dot.asahi.com/wa/2019012300012.html
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上記ニュースを拝見し、私個人の独断と偏見による国公立大学再編プランを考えてみた。

■筑波大学+筑波技術大学+茨城大学  
まずは、母校の筑波大学についてであるが、茨城県はなんと県内に三つの国立大学を有している。特に、筑波大学と茨城大学は難易度の差はさておき、重複する分野も多く統合(吸収合併)に値するのでないかと考えている。
茨城大学が、地方国立大学における地域に根差した教育機関と標ぼうとするのでれば、教育学部、人文系は残し、他は筑波大学との連携・統合を視野に入れてもよいと考える。
特に、理学(宇宙天文学)、工学(原子工学)の研究能力は一定の高い評価を得ており、うまい具合に筑波大学と補完しあえるのではないか。

■首都圏国立大学連合
これは、名古屋大学と岐阜大学による東海国立大学機構のパクリではあるが、同じように東京大学がヘッドとなり、参加に有名国立大学を参加におくことにより、世界に伍する大学にすることはできないだろうか。
以下、勝手なイメージではあるが

首都圏国立大学連合 構想のイメージ
カリフォルニア州立大学みたいなイメージでしょうか、UCバークレー、ロサンゼルス・・・

東京大学:総合領域統括 指揮  
 ・筑波大学:総合領域統括 補佐
 ・東京医科歯科大学:医学領域統括
 ・東京工業大学:理工領域統括
 ・東京外国語大学:人文(言語)領域統括
 ・一橋大学:社会科学領域統括
 ・御茶ノ水女子大学:人文・共生社会領域統括
 ・東京芸術大学:芸術領域統括
 ・東京海洋大学:海事領域統括

人文、社会、芸術、言語、医学、歯学、薬学、獣医学(東大)、理学、工学、農学、海事学、スポーツ(筑波大)・・・・とすべての学問を網羅するハイパー総合国立大学の爆誕です。

2019年1月23日水曜日

センター試験失敗に学ぶ人生選択

あけましておめでとうございます。神前です。
長らくブログが停滞しておりましたが、今年は一日一回は更新できるようにしていきたいと思います。

センター試験が終わりましたが、結果はいかがだったでしょうか?うまくいかなく、志望を下げる受験生も多かったことでしょう。
センター試験が失敗したことで、人生について悲観的になっている学生も多いことかともいます。この先どうしようか?と悩んでいる受験生のために、精神論が中心ではありますが、今後の人生について神前流のアドバイスをしたいと思います。
受験生の悩みその1:志望していた国立大学にいけない、私立大学にいきたくない。
神前ans.:難易度の割りにコスパ(主に就職)のいい私立大学はたくさんあります。例えば、東京理科大学経営学部なんかいいんじゃないでしょうか。むしろ、地方の駅弁国立大学よりも首都圏の私大のほうが就職はよかったりします。また、文系であれば、実家から通える私立大学と、下宿する国公立大とでは前者のほうが安くすむケースもあります。中長期的な視野(将来得られる賃金のリターン)も視野に入れれば私立大学への進学は悪くはありません。

受験生の悩みその2:センターで失敗して、一流国立大学(東京大学京都大学北海道大学東北大学東京工業大学一橋大学名古屋大学大阪大学九州大学等)にいけい、かといって早稲田大学慶應義塾大学では学費が高いため進学を断念せざるおえない、二流国立大学では自分のプライドが許さない、学歴コンプレックスを持ちたくない。
神前ans.
下手な回答としては、まぁ浪人して頑張って下さい、なんですがそれだと当たり前すぎるので、他のルートをいくつか紹介します。

1.編入試験を受ける。
ぶっちゃけ専門よりの試験が多いため、学部受験よりは難易度が優しいケースあり。ただ、入学大学と卒業大学が違うのは学歴として汚いと個人的には思います。

2.超難関資格に合格する
公認会計士、弁護士、弁理士とか。就職にも直結し、高収入にもつながりやすいかと思いますが、まぁ、これも学歴コンプレックスの抜本的な解消にはならないのであまりお勧めしませんね。逆に、それらの資格は一流大卒の事務所や派閥がありますから、学歴コンプレックスがさらに酷くなるおそれも。

3.不本意大学で一番を目指す。
一番を目指すというのがあいまいですが、例えば、学長賞をとるくらい素晴らしい成果をあげるということです。まぁ、そんだけ努力するんだったら大学受験からしとけよって話ですけどね。

まぁ、これについた書いた著者なので推させていただきますが、これが一番いろんな意味でリターンが大きいんじゃないかなと思っています。


現在、mixi上にて「他大学院進学コンサルタント」というコミュニティを運営しています。



他大学院進学コンサルタントコミュニティの説明


f:id:power-ocean:20080806001336j:image


http://mixi.jp/view_community.pl?id=1733400


本コミュニティは、他大学の大学院の進学を考えている人のためのコミュニティです。


昨今は、大学院進学率の向上、とりわけ他大学院へのキャリアアップについての社会的関心が高まっています。


そのような背景から、自身の体験を元に、他の大学院へ進学したい方のための、進学アドバイス・進学コンサルタントを主な目的とした活動を行っています。


特に、東京大学大学院受験生は必見です!


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簡単に言えば、他大学院へ進学したい方のために質問相談などをしています。本コミュニティで、悩みごとや心配ごとを共有して欲しいと思います。


今後は、定期OFF会なども積極的に行っていきたいと考えています。


5月3日に渋谷で「東京大学大学院受験相談会」を開催しました。


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光文社から出版します!



実は、今年の春に光文社から正式に出版のオファーを頂きまして、来月中旬に発売することが決定しました。


出版社は、あのJJで有名な光文社[kobunsha] | 書籍・雑誌を刊行する総合出版社で、


光文社ペーパーバックスビジネスシリーズとして発売します。


参考:


光文社ペーパーバックスシリーズ


http://www.kobunsha.com/shelf/book/series?seriesid=202002


最近だと、


本山勝寛著作の、「東大」「ハーバード」ダブル合格16倍速勉強法



16倍速勉強法 (光文社ペーパーバックスBusiness)

16倍速勉強法 (光文社ペーパーバックスBusiness)







が大ヒットしましたね。


内容は、「他大学からの東京大学大学院受験」をメインとして扱っています。


正式なタイトル及び発売日はネット上で公開されています。


http://www.bk1.jp/product/03065556


制作裏話ではないですが、企画から出版までまるまる二年の歳月がかかりました。


初めて本を書きましたが、本当に大変な作業でした。


二年間という膨大な時間を費やして完成させた本なので、もし興味をお持ちでしたら


ぜひ読んでください。





【学歴ロンダリング】本を売るための努力



発売から二日程経ちました。


毎日、amazonのランキングに一喜一憂です。だいたい、1800位-800位を変動しています。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334934544/gouache-22/ref=nosim/


明日は、日本経済新聞の朝刊に、「学歴ロンダリング」の広告が掲載されます。その後、500位内にもし入れば「増刷」の可能性が非常に高いと聞いています。(光文社編集者曰く


なんとしてでも、500位内に入って欲しいものです。


さてと、本を売るためには、当たり前のことですが「売るための努力」をしなければいけません。


勝間和代さんが書いた「読書進化論」小学館新書 という本を本日読みました。


[rakuten:book:13044290:detail]


「書く努力の5倍は動く努力をしている」・「どんなに良い本であっても、宣伝・マーケティングをしないと売れない」


実際に本を書いて宣伝する立場になって、このことはよく理解できました。


毎日のように、新しい本が続々と書店に陳列されるため、よく吟味されないうちに書店から消えてしまうんですよね・・・・。なんと悲しいことでしょうか!


どんなにクオリティの高い本であっても、伝える努力をしなければ誰も注目してくれません!


本を売るって「就職活動の面接」と似ていますね。自分がどんな人間かを相手にアピールするわけですから。


人によって本を出版する意図は色々あると思いますが、どうせ出版したのだから売れてほしいものです。


正直な話、印税よりも、「本を出すことによって得られる社会的な反響」や「人脈の拡大」のほうが断然魅力です。


特に、「人脈形成」は凄い魅力です。


事実、私は出版してから、「就活のバカヤロー」の著者である石渡さん・大学ジャーナリストであり、「下流大学に入ろう!」の著者である山内さんと人脈を築くことに成功しました。


人生の大先輩である、石渡さん・山内さんと人脈を築けたことは、今後のライター活動を行う上で貴重なターニングポイントとなることでしょう。


勝間和代さんも、「読書進化論」で述べていましたが、本を出版すると「人生ステージ」が断然変わります(事実、今実感しています!)。


特に、今のような出版不況のさなかにおいて、「増刷」した本を出したという実績は、クリエイターとして高く評価されるそうです。


さてと、今週の土日は、朝から晩まで共著者の新開と都内書店営業です。日曜日は、「下流大学に入ろう」の山内氏と一緒に、営業活動を行います。


大阪遠征も行う予定です。それにしても、営業活動楽しいなあ。


まるまる二年の歳月をかけた力作です。ぜひ、一冊買って頂けると筆者冥利に尽きます。


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エンジニアLiveにて出版秘話を大公開!



私がWEB連載を担当しています、エンジニアLiveで「出版秘話」について公開しています。ぜひ、読んでください!


http://engineerlive.jp/skill/article/article_itsi4/P2/


「学歴ロンダリング」についてはこちら


http://engineerlive.jp/skill/article/article14


f:id:power-ocean:20090122001811p:image


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ずーっと前から、本を出版したいと思っていたのですが、私には出版社の人脈がありませんでした。


そこで、どうしたかといいいますと、A4三枚の企画書を書いて、光文社に郵送しました。


既に、光文社ペーパーバックスシリーズとして、「超・学歴社会」・「高学歴ノーリターンズ」が発売されていましたので、


当時なんとなくですが、光文社だったら企画を通してくれるかもしれないという予感がしていました。


で、郵送して約一週間後、、、、、、、、、、、、、


光文社から「企画書採用通知」が送られてきました。これには本当に驚きました。嬉しかったですよ。


あの、女性ファッション誌「JJ」で有名な光文社から出版のオファーがきたわけですから。


実は、ちょっとしたエピソードがありまして、実は企画書に書いたメールアドレスが間違っていたため、連絡がとれなかったそうです。そこで、わざわざ企画書採用通知を郵送してくれたそうです。なんと間抜けな失敗でしょう。


編集者からは、「凄まじい運ですね」と言われました。光文社の編集者の方から聞いたのですが、私のように企画を持ち込んでくる方がめちゃくちゃ多いそうです。


しかし、残念ながら持込み企画から出版まで発展するケースは天文学的確率だそうです。


本を出版してからは、恐ろしいほどに人脈ネットワークが広がっていきましたね。これについては、また後ほど・・・・。


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今日は雑誌「AERA」の取材でした!



今日は、雑誌「AERA」に掲載される学生さんの写真撮影でした。


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私がmixiで管理している「他大学院進学コンサルタント」コミュニティから紹介した学生さんです.


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本日、安田講堂前で撮影した学生さんは、地方の国立大学から、東京大学大学院へ進学した学生です。非常に優秀な方です。


他にも3人の学生さんのインタビューが掲載されます。おっと、情報はここまでにしておきましょう。(読みたい方は、ぜひAERAを買ってくださいね!)


今回の特集は、AERAの「大学の実力」というコーナーで「他大学院への進学」というテーマの元、特集が組まれます。


連載の中でも、かなり特異な記事になるとのことです。


確かに、他大学院への進学なんて特集した雑誌は世界初かもしれませんね。世間の反応が楽しみです。


私のインタビュー記事も掲載される予定です。本音で他大学院進学に対して語っちゃったけど、どうなることやら・・・・。


他大学院へ進学することが当たり前のような社会になって欲しいと力説しておきました。


例え、その目的が「学歴目当て」であろうと、「就職目当て」であろうと、大学院本来の目的である最低限の研究活動を行うのであればなんら問題がないと私は思います。


「学歴コンプレックス」で悩んでいる学生さんがけっこう多い事を知りました。受験相談会とかで本音を探ると、けっこうみんな上位大学にコンプレックスを抱いているようです。


私も恥ずかしながら学歴コンプレックスまみれでしたけどね。


学歴ってなかなかオープンにできない話題であるがゆえに、週刊誌とかで「学歴」・「年収」とかの特集を組むとかなり売れるそうです。


それだけ社会的な関心が強いテーマなんでしょうね。


拙著「学歴ロンダリング」にも書きましたが、東大大学院へ入学することは難しくありません。憧れの東大卒や京大卒になるチャンスがあるのですから、そのチャンスを逃すことは大変もったいないことです。


しかし、大学院へ入学することは人によってはリスクもともなうので、長期的なビジョンで将来像をきちんと考えることが重要でしょうね








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学歴ロンダリングと就職活動 



就職のためにわざわざ東京大学大学院へ学歴ロンダリングする学生さんがいます。


その是非はともかくとして、自分の人生を変えるために格上の大学院を目指すことは素晴らしいことではないでしょうか。恥ずかしながら私もその一人でした。


はたして、東京大学大学院への学歴ロンダリングは就職に有利に働くのでしょうか?


答えは、断然に有利に働きます。まさに圧倒的と言えます。


なぜ、東京大学大学院へ学歴ロンダリングをすると就職に有利なのでしょうか?


以下、箇条書きではありますが理由を説明しましょう。


*文系の学歴ロンダリングについては日を改めて説明しましょう。


■東京大学大学院という日本で一番有名な学歴を有しているから■


企業が人材を採用する際は、大抵の企業において大学ごとに枠を設けています。つまり、早稲田枠・東大枠のように大方枠が決まっているのです。では、枠がない大学はどうなるのでしょうか?


答えは簡単です。尋常じゃない程の光る才能や能力がなければ枠の中に入れないということです。東大院卒であれば当たり前ですが、東大枠としてきちんと採用されます。まさに、東大ブランドのおかげで学部時代には絶対に入社できないような会社に入社できることが可能になります。


それだけでなく、「学歴フィルター」と呼ばれる学歴差別の被害を受けることもなくなります。一昔前に、2ちゃんねる就職板で大和総研の学歴フィルター問題が明るみになる大問題になったようですね。(知らない方はWikipedia参照)。無論、学歴フィルターに関して、東大は心配ご無用です。








■東京大学大学院の学生というブランドが精神を安定させる■


そういえば、共著者の新開が拙著「学歴ロンダリング」に書いていましたが、「東京大学大学院」の学生であるという事実が本人の学歴コンプレックスを軽減させ、良い意味で自尊心を高めてくれるそうです。ようは、自分に自信がもてるようになることによって、就職活動において精神的に優位になれるということです。





■企業説明会にわざわざ出かける必要がない■


よく東京ビックサイトなどで就職合同説明会などが開催されているかと思いますが、東京大学の学生さんはそのようなイベントに出かける必要は特にありません。なぜならば、学内で一流・大手企業の説明会が毎日開催されているからです。合同説明会も本郷近辺で定期的に開催されています。


そしてこれは、東京大学の学生さんであれば知っていることだとは思いますが、東京学生進路資料室(リンク参照)では、東京大学・一橋大学・東京工業大学の学生限定で進路サポートを無料で行ってくれます。もちろん、他大学からきた学生さんも利用OKです。毎日のように、超一流企業の説明会が開催されています。東京大学に進学すれば、就職活動自体が非常に楽になるのです。


http://student.fit-business.co.jp/





もう一つ忘れてならないのが、東大OBによるリクルータ採用です。私が就職活動をした時は、NTTグループ・JR東海・大手金融・大手電機など多くのリクルータと接触しました。ふつーに、学歴ロンダリングした学生さんでも東大枠として採用されていましたらかね。以前もどこかの日記に書きましたが、採用の段階でいちいち学部は違うからこいつは東大枠じゃないといった露骨な学歴差別は行われません(もちろん、企業によりけりですが・・・。)


特に、マスコミ・外資・商社を目指す方は東京大学大学院への学歴ロンダリングを考えておいて損はないでしょう。これについても、また違う機会に詳しく述べたいと思います。











■キャンパスが山手線の中にある■


就職活動は都内にある大学のほうが断然有利です。精神的にも体力的にも時間的にも経済的にも。まさに本郷キャンパスは素晴らしい立地であると言えるでしょう。


逆に、東大以外の旧帝国大は地の利という意味ではかなり不利と言えるでしょう。いくら地方で面接を行ってくれるとは言え、最終面接はなんだかんだいって東京都内がメインですしね。山手線圏内の大学生はかなり就職で有利だと思います。これって実際就職活動してみないと分からないんですよね。都内の大学生だったら、学生定期をもっているので移動のさいお金があまりかかりませんし。








■入社後も東大枠として採用されたことの恩恵を受ける■


東大院卒として大企業に採用されると、東大閥の組織の一員になります。学閥なんて存在しないとよく言われていますが、大学同窓会ちっくなものは確実に存在します。企業に入社すると、同じ大学OB同志の飲み会などに誘われることがよくあります。これって、、、、ふつーにどこからどうみても学閥なんじゃないかと。そして極めつけは、リクルータ組織です。リクルータ組織は基本的に大学ごとに採用チームをつくります。つまり、東大採用のリクルータ、早稲田採用のリクルータ、当たり前ですがリクルータは各大学のOB・OGが担当します。これって、、、、、、ふつーにどこからどうみても学閥なんじゃないかと?


ようは「学閥」と称しているものはないけれど、「大学OB会」のようなものはありますよってことです。結局、東大とか早稲田のような著名大学を卒業したほうが断然得なんですよね。少なくとも、民間企業に就職するという意味においては・・・・。


学閥と言えば、慶應義塾大学の三田会が有名ですね。やつらの特徴は「ほんと群れる」そして素晴らしいまでの「愛校心」と尋常じゃないくらいのプライドの高さ。まあ、サラリーマンとしての気質はあると思う。ゆえに大手企業からの評価が高いのではないだろうか。


で東大は?この大学はほんとおもしろいことに群れない。飲み会を開催しても


参加率がすごく悪い。周りと協調してなにかをやっていくとうよりは、自力で


なんでも一人でやりぬいていくタイプが多いように思う。


各大学によって個性がほんとバラバラなんですよね。


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東大大学院受験生は急増します!



今年は、東京大学大学院を受験する学生さんが急増するのではないかと予想しています。


理由は二つあります。





■その1:拙著「学歴ロンダリング」とAERAに特集された「大学院でかなえる東大卒の学歴」の記事の効果により、学歴ロンダリングという行為が以前にまして大衆化(一般的に認知されてきた)してきたから。


特に、拙著「学歴ロンダリング」の効果により、東京大学大学院の受験者は微増するのではないかと予想しています。








■その2:


不況のため、希望する企業から内定をもらえなかった学生が、大学院に進学するではないかと予想。理系の学部生はもちろんのこと、文系の学部生も急増しそうな気配を感じています。当然のことながら、法科大学院・会計大学院などの専門職大学院は以前にもまして人気がでるのではないかと予想しています。


どうせ大学院に進学するんだったら、レベルの高い大学、とりわけ東京大学とか東京工業大学に進学したいと誰しもが思うでしょうしね。











個人的な見解ではありますが、


東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻


は大人気になると思います。


http://tmi.t.u-tokyo.ac.jp/


だって、ここ就職めちゃくちゃいいもんな。就職めちゃくちゃいい・内容は文系・東大の学歴が手に入る・・・・・。俺も、ここに学歴ロンダリングすればよかった。専攻の内容は、文系的でかなり実利的だし。








*HPより*


平成19年度修了生25名のうち進学者は3名で、22名が就職しました。


就職先としては、コンサルティング、金融業界に就職する人が多く、全体の6割を超えます。具体的な就職先企業名としては、株式会社野村総合研究所、JPモルガン証券株式会社、三菱商事株式会社、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社、株式会社電通などです。


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研究室訪問は重要か?



よく私のmixiに、研究室訪問をしたほうがいいですか?と相談が寄せられる。


研究室訪問は、はたして必要であろうか?


まったくもってばかばかしい質問であるが、あらかじめ答えを言うと、他大学院を受験するのであれば、「絶対に必要なもの」である。


以下、私なりになぜ必要なのかを簡単に説明したい。


■大学の雰囲気を知ることができる。


もちろん、入学後知ってもよいことだろうが、院試験前に知れば、モチベーションがあがることは言うまでもない。私、大学三年の夏に東京大学本郷キャンパスに研究室訪問に行ったが、本郷キャンパスのあまりの凄さに感動したことを今でも覚えている。特に、東京大学大学院を受験する方は、入試説明会ついでに大学構内を散策しておくことをお勧めする。逆に、あまりのキャンパスのしょぼさにモチベーションが下がってしまう可能性もある。





■研究テーマについて知ることができる。


研究室を訪問する目的においては、もっともこれが重要であろう。特に、他大学院を受験する場合は、自分が行いたい研究が他大学院で行えるかどうかがHPを見ただけでは分かりにくいことが往々にしてある。百件は一見にしかずである、分からなければ、実際に研究室に出向いて教授なり研究室の院生なりに話を聞けばよいだろう。研究室訪問をして、自分が行いたい研究が行えない場合だって十分考えられる。入学後そんなことに気づいたら人生終了でしょ?事前に自分の興味のある研究テーマとのマッチングを行っておこう!





■研究室の雰囲気について知ることができる。


大学の雰囲気と研究室の雰囲気はまた違うので要注意だ。いくら素敵なキャンパスであっても、人間関係が終わっているような最悪の研究室に配属される可能性だって少なからずあるだろう。大学院ともなれば、人間的に終わっているような博士過程の学生や、外部生を徹底的に排除するような性格がねじ曲がった内部性に遭遇することも珍しくない。また、理系であれば研究室にはどのような実験設備があるのか予算が潤沢であるのかなどについても徹底的に調べておこう。*ちなみに、劣悪な研究活動を強いる研究室をブラック研究室を呼ぶ。この研究室に配属されると、就職活動がろくにできずに、ニートになる可能性があるので要注意。


特に、人間関係とブラック研究室は要注意。





■院試験対策に断然有利!


院試験は、大学受験と違って、予備校なんてものはないにも等しいし、ましてや受験対策本なんて雀の涙ほどしかない。大学院試験に対しての情報が少なすぎるのだ。大学院試験は、大学受験と違って、いかに正しく有益な情報を入手できるかが合格のカギを握るといっても過言ではない。実は、この院試験対策において、研究室訪問は使えるのだ。専門試験で分からないことがあれば、研究室の院生に、どんな専門書を読めば学習がはかどるかなどをとことん聞きまくろう!そして何よりも忘れてならないのが、研究計画書対策である。研究計画書とは、研究を行うための企画書のようなもので、大学院入試とセットで行われ、後日面接で問われるケースが多い。この研究計画書が困ったもので、私も非常に苦労した記憶がある。一番手っ取り早いのは、志望する大学の先生に研究計画書を添削してもらうことである。添削してもらうまでも、ダメ出しをもらうことは可能である。ぜひ試験前に訪問先のセ先生にアドバイスを頂こう。





■オマケ 試験で下駄をはかせてもらえる?


研究室訪問自体は、試験の対象外であって、研究室訪問をしたからといって試験で有利になるとことはない、、、、、が、、、、、、


院試験とは不思議なもので、筆記試験(専門・英語)の他に研究計画書と面接試験が課される。


ここで良く考えてほしい。筆記試験を定量的に採点することは可能であろうが、研究計画書や面接をどうやって定量的に採点することができるのだろうか?


所詮、人間が人間を評価するのである。常識的に考えて、研究室訪問をして、研究計画書についてアドバイスを教授に請うた学生に高い評価をくだしくなるのが人情というものではないだろうか?少なくとも、研究室訪問をしない学生よりは・・・・。


就職活動におけるOB訪問と同じである、熱意があるものは報われるのである。


はあ、疲れた。 研究室訪問がいかに重要であるかがおわかりいただけただろうか?


やるやらないではなく、絶対にやるべきものである。





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東京大学大学院・東京工業大学院に合格されたい方は、ぜひmixi「他大学院進学コンサルタント」に加入してください。


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東大の本屋さんに・・・



拙著「学歴ロンダリング」が堂々と売られているらしい。


私の本を購入してくれた、大学生から以下のメールを頂きました。


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関東圏内の国立大学に通ってる1年生です。


この間、友達と興味本意で東大に潜入?したとき書籍部の所で『学歴ロンダリング』の本を初めて見つけて購入しました。


大学院についてほとんど何も知らなかったので、楽しく読ませて頂きました。


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そういえば、発売前に東大書籍部に書店営業にいきました。


タイトル・内容が”アレ”なのでおいてくれるかどうか微妙でしたが、東大OB?だからでしょうか好意的に扱ってくれているようです。


でも、今でも置いているということは意外と売れ行きいいのかな?!


ジュンク堂書店新宿店・紀伊国屋書店新宿本店の大学院受験コーナーにも、私の本がいまだに置かれています。


特に、ジュンク堂さんの扱いは凄かったですね。


勝間和代さんも言っていましたが、著者自身が本を売る努力は必要だと思います。


今回の東大書籍部や大型書籍部の扱いを見て、改めて感じました。


8月以降、東大の大学院入試が始まりますが、はたして大学院受験生は増加するのでしょうか?


ちょっとした楽しみですね。


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東大生なのに就職できない人たちがいる



東大卒といえば、誰しもがビジネス界・政界・学術界などでで華々しい活躍していると思うことだろう。





一般の方々にはなかなか信じてもらえないかもしれないが、実際には負け組東大生が一定数存在する。





そう負け組なのである。東大卒お笑い芸人とかそんな次元じゃない。東大卒の負け組はまさに悲惨極まりないと言える。





人生における「勝ち負け」なんて、所詮本人の自己満足によるものである。


だが、さすがに学歴社会の頂点を極めた東大卒ともなると、その学歴に見合った社会的価値を有しているかどうかが重要になるし、世間的注目度も非常に高い。


もっと分かりやすく言うのであれば、東大卒に見合ったステータス(地位)を得ているかどうかということである。「投資 対 効果」 、「偏差値 対 効果」 と言ってもいいだろう。





そもそも、なぜ熾烈な受験競争を経て、東大に入る必要があるのだろうか?





理由は様々あるだろうか、ドラゴン桜風に言うのであれば、人生の勝者になるために東大には入るというのが、世間的に言う最大公約数的な回答と言えるのではないだろか。


少なくとも、私はそう考えているし、私だって入れるものならばら東大法学部の学生になってみたいものだ。


尋常じゃないほどの人格破たん者でもないがぎり、東大生はなんだかんだいって凄いことには変わりがないし、あれだけの難関入試をくぐりぬけてきたのだから、それ相応の社会的評価を得ることは至極当然と言えるだろう。



ドラゴン桜(1) (モーニング KC)

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東大に限らず、大学受験の意味そのものが人生の勝者になるための競争に他ならない。





事実、学歴と年収にはそれ相応の相関があることが明らかになっている。詳しくは、プレジデントが毎年発行している「学歴と年収」特集を参照して欲しい。





なんの才能もない凡人にとって、少しでも自分の人生を豊かなものにするためには、世間一般で言われる「よい」大学に入学して、世間一般で言われる


「よい」会社に入社するしかないのである。





誰しもが、イチローのような天才バッター、小室哲哉(容疑者)のような天才音楽プロデューサーになり、億単位の収入が得ることはほぼ不可能であることは、感覚的に理解していることだろ。





そう、凡人にとって手っ取り早く人生の勝ち組になるためには、しこしこ勉強するしかないのである。大学受験程、人生の競争において公平性が保たれているものはないと私は思う。ゆえに、学歴という指標は、どれだけあなたが過去に勉強したか?ものごとを理解したか?という一定の価値基準になることは言うまでもない。





そして、日本でNo.1の難易度とブランドを有する東大に入れば、ほぼ間違いなく人生の勝ち組になれると誰しもが思うことだろう。











だが、











最近の新卒採用においては、東大生のような超高学歴を保持しているからといって、学歴のみで簡単に入社できる程甘くはないようだ。


特に、一流大手企業程この傾向は強いようだ。



若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか

若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか







1992年頃、いわゆる空前のバブル景気の時、某電機メーカーなどは1000人規模という尋常じゃない程の人材を採用していたと言う。





いわゆる、超・売り手市場だったのである。当時は、学歴で機械的に採用の不可を決めていたと言われ、驚く事に「日東駒専」レベルの大学であっても世間一般で言う一流企業にいけたという逸話があるくらいである。





時代は変わり、社会のグローバル化が進展すると、真に実力を持った人材を採用する必要性がでてきたのである。


今の日本はグローバル化波にさらされ、あの天下のソニーですらアップルやサムソンの降灰を陣している状況なのである。


このような時代においては、学歴だけにとらわらずに新の実力をもった人材を欲しがることは必然であるといえる。





確かに、学歴と仕事ができる力の相関はあるとは思うが、高学歴だからといって誰しもがビジネスの世界で活躍できるは限らないのである。


極端な例ではあるが、東大生は確かに物事の理解力は高く、どんな困難な課題があっても最後まであきらめないという忍耐力は間違いなくあるだろう。


マンガ「エンゼルバンク」にも記載があったが、ビジネスは時として「情」を伴う。あたりまえのことではあるが、人と人とが協力して仕事をする以上、人の感情を理解する力も必要なのである。


東大生のすべてがこのような力が欠如しているというのではない。


人の気持ちを理解することは、大学受験では決して学ぶことができないことであり、企業の採用においても、面接を通じて評価しているはずだ。


だから、「大学時代にあなたは何を学び、何を習得し、そのことを弊社にどのように活かせるのですか?」という質問をなげかけるのだ。





ここであなの行動特性を見られてしまうのだ。際限ない四年間という自由があたえられたとき、あなたは何をするのか?


面接官はあなたの人間性をよく知りたいのだ。


正直、採用における自己分析や面接はこの質問を軸にして、あとはマインドマップのように枝分かれして考えていけばよい。









銀のアンカー 5 (ジャンプコミックス デラックス)

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特に、いくら高学歴であっても以下の条件にあてはまる場合は新卒採用で失敗する可能性が高い。





■コミュニケーション能力の欠如


こういうことって、受験勉強では学びませんしね。飲食店でのアルバイトとかやると向上するみたいですよ。まともに、人と会話ができないような人を会社員にするわけがありません。





■見た目がヤバイ


見た目は重要!ビジネスの世界において顔は重要である。最低限の身だしなみは必要である。面接室に入った瞬間、気持悪い奴だなと思われたらそこで人生終了。面接なんて、所詮人が人を評価するわけですから。センター試験のように機械が判定するわけではないのです。





■協調性なし


まあ、面接では判断しにくいですが、仕事って受験勉強のように一人でやるわけではありませんしね。協調性のない人は、社会にでないほうがいいでしょうね。逆に、協調性があるなと判断されると好印象でしょうね。だからチーププレイの体育会は評価高いんですよ。野球ラグビーとかね。





■学歴に胡坐をかいて、自己分析・会社研究をしない


あんたにはどんな能力があって、大学時代は何を身につけたの?でさあ、それを弊社の仕事にどのように活かせるわけ?ねえ答えてよ。


こんなベタな質問に答えられない、どうしょうもない高学歴が多いこと。学歴があれば、大手一流企業にいけるほど今の時代甘くはない。最低限の企業研究なり、自己分析は必要だ。なによりも自分の人生を会社に預けるわけだから。大学受験はあれほど必死になってやったのに、なぜ就活は本気になれない?そんななめきった態度を面接官が好むわけがない。





■自己主張の強い人間


企業説明会などで企業は、「うちは革新的な事業に果敢に挑戦できるアグレシップな人材を求めている」などとステレオタイプに叫んでいるが、これはほぼ嘘であり、これを真に受けて面接で熱く語ると落ちる可能性がある。


なぜだと思う?





企業ははっきいって、自己主張が強い人間よりも、協調性のある人間を求めているから。


よーく考えてほしい。


「俺、絶対にNO.1になってやるぜー」 「はあ?こんな制度つくってるからだめなんだよ、ここはここでさあ」  などなど・・・・。





そもそも、革新的だとかアグレシップとか言っている時点で、なにか不満があればすぐに転職してしまう可能性だってあるわけですしね。





外資系やマスコミなどの一部の業界を除いて、基本的には謙虚で大人に好かれるような対応をしたほうがよいでしょう。





所詮、日経企業は定年退職まで奴隷のように働く、なんの自己主張もできない横並びの人間を求めていますから。





面接の時点で、この会社をかえたいだとか、絶対にNo.1になってやるなどと言わない方がいいですよ。そもそも言うのは簡単で成し遂げることとは別の問題ですからね。





体育会で4年間頑張りましたのような、わざわざ言葉で熱く語らなくても、体とハートで理解してくれるようなアピールポイントって重要ですよね。






就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)










学歴は確かに、入口の段階では明らかな効果があるだろうが、2次面接以降は基本的に人間性の勝負だと思ったほうがいい。





ということは、東京大学というブランドが活かせるのは、最初の入口だけとも言えるし、逆に1次面接門扉が広くチャンスが無限にあるとも言える。


それと、企業には大学ごとの採用枠があるため、東大生同士の激しい競争があるのも見逃せない。


そう、東大生同士で争わなければいけないのである。


メガバンクやインフラ(電力・電車)などは強固な学閥が形成されているとういので注意が必要だ。





実際に学歴の価値に見合わない会社に渋々入社している東大生を私は何人も見てきた。





え?東大生なのに、どうしてこんな会社に・・・・。





苦労して高学歴ホルダーになっても、だらだらと空虚な大学生活を送っていると、人生の負け組候補になる可能性があるのだ。





せっかく東大でたのに、今は身も心もボロ雑巾状態。





そんな悲惨な人生にならないために、常に広い視野を持ち、社会との関わりを大切にし、自分は将来何になりたいのか?何ができるのか?をじっくりと考えることだ。





大学4年間ってさ、社会との接点を見つけ、自分探しの猶予期間だと思うんだよね。





2ちゃんねる 就職板に面白いスレットがあったので紹介します。





■高学歴理系院でまだ内定出てない人 ちょっと来て


http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1241791911/l50


■【何のために】全滅高学歴32【勉強したのか?】


http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1246707771/l50


■★☆ 東大生・東大院生の就活スレッド ☆★


http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1246286658/l50





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大学院受験セミナーを開催します!



大学院受験相談会を9月下旬に開催します!





今までは、居酒屋などを利用して二時間程度の雑談で終わった受験相談会ですが、今回の受験相談会は内容・質ともにグレードアップします!





半端じゃない程グレードアップします!





18日(土)に東京大学本郷キャンパスで受験相談会の打ち合わせを行いました。打ち合わせの参加者は、他大学から東京大学大学院・東京工業大学院に合格された現役の学生の方々です。





f:id:power-ocean:20070103172140j:image





拙著「学歴ロンダリング」を購入し、私がmixiで管理している「他大学院進学コンサルタント」コミュニティの会員の方々でもあります。





この相談会では、マスコミに参加の打診を行う予定です。





無謀ではありますが、私なりの人脈を駆使して20社程度に打診する予定です。



























                      • 以下、打ち合わせで決まったことです----------------------












f:id:power-ocean:20090723000855j:image





■開催時期


9 月26(土)に受験相談会を開くことを目標とする。参加者は主に,大学2・3 年生を想定。彼らにとっては,9 月は夏休み期間であり,受験相談会に足を運びやすいと思われる。また,平成22 年度他大学院合格者をアドバイザーとして招くことも視野に入れている。











■開催場所・規模(人数)


東京大学か早稲田大学を希望。


受験生:約40人、アドバイザー:約10人、マスコミ:二社?





■当日の段取り


当日の段取りは以下のとおり。


① 大学院に関するプレゼン(20~30 分程度)





② 唯乃博氏による講演(20~30 分程度)


http://gouache.asablo.jp/blog/





③ 個別相談会(2 時間程度)





① 大学院に関するプレゼンの内容は以下のとおり。


Ⅰ.大学院って何?


Ⅱ.自大学院進学・他大学院進学のメリットデメリット


Ⅲ.大学院試の一般的流れ(4 月 → 5 月 → 6 月 → 7 月 → 8 月)


Ⅳ.専攻説明会って何?(募集要項・願書についても触れる)


Ⅴ.研究室訪問って何?


Ⅵ.勉強(TOEFL&TOEFL,英語試験についての注意事項)


Ⅶ.体験談(勉強法例を中心に,3名ぐらい)


Ⅷ.アドバイザーの紹介





② 唯乃博氏-学歴ロンダリング著者の一人-に講演していただく予定。講演内容は,①のⅠ『大学院って何?』という内容を少し深く掘り下げたものとする。修士課程・博士課程の話や,研究者となることの大変さについて語っていただく予定。参加者に,キャリアヴィジョンを提供できればと考えている。





■アドバイザー・参加者の確保


『理系・文系,修士・博士,国立・私立,専門職大学院,社会人大学院』など,アドバイザーのバリエーションを増やす必要がある。以下に,現時点で,アドバイザーとして当日参加することを表明してくださっている方のリストを示す。





A氏:東大大学院,工学系研究科


B氏:東大大学院,新領域


C氏:早稲田大学大学院,ファイナンス研究科


D氏:東工大大学院,総合理工研究科


E氏:東大大学院,工学系研究科


F氏:東大大学院,新領域


G氏:東大大学院,新領域


H氏:お茶の水女子大学大学院,文系


I氏:東大大学院,新領域





以上のように,東大大学院生ばかりなので、他大学のアドバイザーが欲しい。





参加者の確保は,mixi のコミュニティ『他大学院進学コンサルタント』で行う。





f:id:power-ocean:20090723000819j:image


http://mixi.jp/view_community.pl?id=1733400





■資料作成について


受験相談会で,以下に関する資料を提供することを検討中





① 大学院試における英語試験


② 研究計画書


③ 研究室訪問の重要性      ★神前悠太作成予定★


④ 面接








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雑誌「AERA」で本コミュニティが紹介されました。





理系めざすなら 女子大へ



asahi.comより引用


http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000907270002


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◆5大学が31日、東京女子大で講演会


 「女子大の理系」をアピールしようと、都内を中心にした五つの大学が共同で31日、女子高校生や中学生を対象にした「サイエンスフェスティバル」を東京女子大(杉並区)で開く。ノーベル物理学賞を受けた小柴昌俊さんの講演で理系への関心を高めてもらい、卒業生や現役学生が女子大ならではの魅力をPRする。将来の女性研究者を掘り起こす狙いも込めている。


(小石勝朗)


 参加しているのは、東京女子のほか、お茶の水女子、津田塾、日本女子と奈良女子の5大学。いずれも理学部などの理系学部や学科を持つ。フェスティバルは一昨年に始め、今年で3回目。


 小柴さんの演題は「やれば、できる」。「『理系分野は楽しい、と興味を持ってもらえる話を』とお願いしている」と、実行委員会責任者の大山淑之・東京女子大教授(数学)。


 女子高校生や中学生に、まず理系に目を向けてもらおうと企画した。日本の研究者のうち女性の比率は13・0%(08年)で他の先進国と比べて低く、理系はさらに低いとされる。「多様な視点や発想を採り入れることが、日本の科学技術の水準向上に不可欠」との危機感が開催の背景にあるという。


 そして、「女子大にも理系があることを知ってほしい」。共学の大学での勤務経験もある大山教授によると、理系の女子学生はゆっくりでも着実に理解する傾向が見られる。女子大は一般に、少人数教育などで指導がきめ細かいので、そうしたタイプの学生に向いており、就職状況も良いという。


 フェスティバルでは、卒業後の進路を実感してもらうため、企業などの一線で働く30歳前後の卒業生5人が仕事のことなどを話す。現役の大学生や大学院生は学生生活について語り、質問にも答える。


 31日午後1時から、杉並区善福寺2丁目の東京女子大講堂で。入場無料、一般の参加も可能。問い合わせは、同大教育研究支援課(03・5382・6451)。


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世間一般には意外と知られていませんが、一部の女子大には理系の学部が設置が設置してあります。


ニュースに記載してある、東京女子大学、日本女子大学、奈良女子大学、津田塾大学、お茶の水女子大学ですが、いづれも理学部(理学科)が設置してあります。


理学部(数学・物理)、工学部に進学する女性はほとんどいませんよね。


男性は空間認識能力に長け、女性は言語習得能力に長けているとよく言われています。理系に進む女性が少ない理由は、ここからきているのかもしれませんね。


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雑誌「AERA」で本コミュニティが紹介されました。





下流大学が日本を滅ぼす?



NHKニュースより引用


http://www.nhk.or.jp/news/t10014608151000.html#


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全国の私立大学では、この春地方の小規模な大学を中心に半数近くの大学で入学者が定員割れとなった一方で、都市部の大規模な大学は定員を大幅に超えた学生を集めていて、学生の確保をめぐり大学の間で二極化が進んでいることがわかりました。


文部科学省の外郭団体「日本私立学校振興・共済事業団」は、毎年全国の私立の大学と短期大学の入学者の状況を調べています。それによりますと、全国570の私立大学のうち、ことしの春入学した学生が定員に満たなかった大学は去年とほぼ同じ265校で、全体の47%でした。また、短期大学の69%、246校も定員を満たしていませんでした。このうち、大学では入学定員が800人未満の小規模な大学で定員に満たなかった大学が多く、地域別では東北や中国、四国地方の大学で大きく定員割れした大学が目立っています。その一方で、都市部の大規模な大学に学生が集まっていて、日本大学や早稲田大学など入学定員が3000人以上の大規模な大学には、23校であわせて1万5300人余りが定員を超えて入学しており、学生の確保をめぐって大学の間で二極化が一段と進んでいることがわかりました。調査をした「日本私立学校振興・共済事業団」は、定員割れが続く大学に対しては経営の改善を支援していくとしています。


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コメント:


少子化が進行し経営難に陥る可能性があることを知りながらも、なぜ年を追うごとに大学は増えていくのでしょうか?また、有名大学の学部・学科の増設も大きな問題です。


需要と供給の概念なんて、今時の小学生ですら理解できることです。


私立大学がたくさんあることは、学ぶ機会が増えていいことだなんてけっして思ってはいけません。私立大学には、私たちの大切な税金が「交付金」という形で投入されているのですから。


選ばれる大学と、廃れる大学が存在することは、自然の摂理であると言っても過言ではありません。


文部科学省は、交付金を援助する際、もっと厳しい査定を下すべきでしょう。


日本には、「Be動詞と一般動詞の違い」や「平方完成」について教えているおバカ大学が存在するのですから。


ちょっと話がズレますが、あの天下の東京大学大学院ですら、かなり簡単に入学できてしまうのですから、ましてや底辺の大学の惨状といったら・・・・。想像するだけでも恐ろしい。



下流大学が日本を滅ぼす! (ベスト新書)

下流大学が日本を滅ぼす! (ベスト新書)







真に価値のある大学にのみ大きな投資をしてもらいたいものです。


2ちゃんねる「学歴板」に興味深いスレッドがありました。


スレッドタイトル:


★日本に絶対に必要な20大学を考える★ part.2


http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/joke/1248682662/l50


■当選■ (2)


S  東大


AAA 京大


■当確■ (14)


AA  東工 一橋 藝大 阪大


A  東北 名古屋 東外 筑波 お茶 / 慶応


B  九州 北海道 神戸 / 早稲田


■当落線上■ (10)


C  横国 広島 / ICU 上智


D  千葉 首都 阪市 /  同志社 東京理科 上智


■其の他の候補■


E  農工 金沢 岡山 横市 /津田塾  関西学院 立命


F  電通 阪府 奈良女子 京都工繊 / 立教 明治 青山 学習院 中央 


G  埼玉 新潟 群馬 信州 滋賀 茨城 金沢 / 南山 関西


旧スレッド:http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/joke/1248361917/l50





個人的に思うのですが、日本に存在する約700大学のうち、国際的に評価されていると思われる大学は20大学程度だと思います。


中には、近畿大学の水産学のような先駆的な研究を行っているイブシ銀的大学も少なからず存在しますが・・・・・。



下流大学に入ろう! (光文社ペーパーバックス)

下流大学に入ろう! (光文社ペーパーバックス)







大学間の競争を促す意味でも、厳しい評価制度を整えることが急務と言えるでしょう。すべての大学を救済するなどどいった悠長なことを言ってられるほどの時間やお金はありません。ましてや、世界の大学と戦うのであれば、真に価値のある大学のみに目を向けるべきでしょう。


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早稲田大学を見学しました 見学日:2021年5月3日

 僕の好きな大学の一つである、早稲田大学にいってきました。 ※注意:見学日は、2021年5月3日です。 早稲田大学には、都営荒川線を使って、三ノ輪橋駅から早稲田駅までいってきました。 今でも、こんなローカルな路線があるなんてびっくりですよね。 GWであったため、構内に人はほとんど...