2019年2月5日火曜日

つくば市の教育環境について思うこと

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教育環境、つくば市の魅力に:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40884200U9A200C1L60000/
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本日の日経記事に私の出身地である、つくば市の教育環境について書かれていました。

実際に小学校、中学校、高校、大学(筑波大学)とすべてつくば市内で完結した私から感じたことを書こうと思います。

※添付写真「つくば駅前」は、フリー写真集より借用

筑波研究学園都市という場所柄、親が研究者や大学の先生というパターンが多く、幼少の頃から、勉強をする意味(意義)を強く意識できる素晴らしい環境下にあると言えます。

また、周りがそうだから、自分もそうならなければいけないという、教育に対する強い向上心を公立の学校でもありながらも持てる点は、他の自治体にない優位点であると思います。

中途半端に教育熱心な親:いい大学にいかないといい会社に入れないから、勉強しなさい

つくば市の親:研究者、エンジニア、医者等になるためには、素養(学力)が必要だから、それに向けて勉強しなさい。(実際親もその周りの人たちもそうなってるので説得力も抜群)

今思うと、親がKEK、JAXAの研究者、東京大学の教授等、、、凄まじかったですねだいたい、地方のお膝元国立大学は地元で威張れるんですが、筑波大学の場合は、周りが旧帝大卒の研究者ばかりなので、そこまでアドバンテージはなかったですね(笑)。

よく、つくば市は、あまりお金をかけない(公立の学校なので)で、質の良い教育を受けられると聞きますが、ハード(小中一貫)、ソフト(学生の質)を総合的に勘案しても、下手な私立学校にいくよりも良いと思います。

不動産の押し売りではありませんが、住宅も安いので特に教育を意識するファミリー層には魅力的な都市ではないでしょうか。

特に、つくば市は理工系の国立の研究機関が集積しており、幼少の頃から理数系の学問に興味を持たせたいというファミリー層にはお勧めです。あと、外国人も多いので、幼少の頃から多様性に慣れるという利点もあります。

例えば、
高エネルギー加速器研究機構の素粒子の研究:何のために素粒子を探索するのか?
宇宙航空研究開発機構の衛星開発:どのようにして衛星は開発されるのか?

なかなか卓上のお勉強ではイメージしにくいことを、幼少の頃から意識できるのは素晴らしい魅力だと思います。

あと、これは余談ですが、つくば市には日本百名山の筑波山が北部にあります。歴史もさることながら、自然を体験するという意味においても素晴らしい観光地であると思います。最近は、ジオパークに選定されるなど、自然教育を体験する場としてもお勧めです。


※添付写真「筑波山」は、フリー写真集より借用

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